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出演者プロフィール-東京ムジーククライス 第6回定期演奏会-

渡辺 祐介 (わたなべ ゆうすけ) <指揮> 常任指揮者

yusuke_3.jpg東京藝術大学卒業、同大学修了。多田羅迪夫、黒田博の両氏に師事。在学中より藝大バッハカンタータクラブに所属し数多くのソロを務め、2005年3月から3年間は後進の指導にあたる。2002年からバッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとなり、多数のコンサート、録音に参加。2008年から2010年までデン・ハーグ王立音楽院に留学、ペーター・コーイ、マイケル・チャンス、ジル・フェルドマン、リタ・ダムス諸氏の下で研鑽を積む。東京ムジーククライス常任指揮者及びシュナイト・バッハ合唱団指導者。2012年9月より新しく設立されるmajora canamus tokyoの音楽監督に就任する。

 

羽賀 美歩 (はが みほ)  <ピアノ>

東京藝術大学音楽学部ピアノ科卒業。同大学院音楽研究科修士課程(古楽科)    修了。これまでにピアノを浅井潤子、堀江孝子、播本三恵子、佐藤俊の各氏に、作曲を寺西誠氏、室内楽を山崎伸子氏、フォルテピアノを小倉貴久子氏に師事。第21回奏楽堂日本歌曲コンクールにて優秀共演者賞を受賞。2011年11月第1回Schloss-Kremsegg国際フォルテピアノコンクール(オーストリアにて開催)第2位。現在は古楽器フォルテピアノ伴奏者として、また器楽や声楽の伴奏ピアニストとして活動している。

 

松井 亜希 (まつい あき)  <ソプラノ(ばらの精)>

岩手県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科・同大学院修士課程・博士課程を修了。在学中アカンサス音楽賞、同声会賞、三菱地所賞を受賞。日仏声楽コンクール優勝、友愛ドイツリートコンクール優勝、日本音楽コンクール入選。日本演奏連盟主催のデビューリサイタル・シリーズ出演。オラトリオのソリストとして「メサイア」、「マタイ受難曲」、「第九」等様々な作品に出演。近年はバッハ・コレギウム・ジャパンの国内外の公演や録音に参加している。

 

藤井 雄介 (ふじい ゆうすけ) <テノール>

fujii_3.jpg大分県出身。14歳より声楽を始める。外川香奈子、オルガ・ワルラ=コロ、奥田誠、枝川一也、鈴木寬一、寺谷千枝子、ブライアン・パーソンズの各氏に師事。これまでに、バッハ《ヨハネ受難曲》の福音史家、ヘンデル《メサイア》、モーツァルト《レクイエム》などのソリストを務める。広島大学教育学部音楽科卒業。東京藝術大学音楽学部声楽科を経て、同大学院音楽研究科修士課程および博士課程修了。バッハ・コレギウム・ジャパン声楽メンバー。

 

加藤 宏隆 (かとう ひろたか) <バス(墓堀の老人)>

静岡県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。在学中は小澤征爾音楽塾等  に参加し、第5回浜松市民オペラ「魔笛」でオペラデビュー後、アメリカに留学。ジョンズ・ホプキンス大学ピーボディ音楽院修士課程修了。インディアナ大学ジェイコブス音楽院パフォーマーディプロマ取得。イタリア・フィレンツェへの短期留学も経験する。アメリカ国内において、多くのオペラやコンサートにソリストとして出演。米国アスペン音楽祭参加。

 

東京ムジーククライス <合唱>

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2006年10月、首都東京を本拠地とし、バロックや古典・ロマン派の宗教曲、とりわけJ.S.バッハの作品の研究、及びその演奏活動を目的に設立された合唱団、音楽団体。常任指揮者には、バッハ・コレギウム・ジャパン等で広く活躍中の渡辺祐介氏を迎え、また国内外で活躍する気鋭の音楽家を数多く指導者・演奏者として招聘し、併設のプロオーケストラと共に演奏活動を行っている。20代・30代の若手社会人や学生ばかりが集った、濁りなく機動性溢れる合唱アンサンブルは、楽器としての“声”の迫力、美しさや豊潤さを新たに感じさせるものとして評価を得ており、その活動スタイル、また意欲的なプログラミングとも相俟って各方面から注目を集めている。