J.S.バッハ「カンタータ20番」
J.S.BACH
”O Ewigkeit, du Donnerwort” BWV20
《おお永遠、雷の言葉よ》
【編成】
独唱(ソプラノ、アルト、テノール、バス)、4声合唱
トランペット、3オーボエ
2ヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音
独唱(ソプラノ、アルト、テノール、バス)、4声合唱
トランペット、3オーボエ
2ヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音
初演 1724年6月11日 ライプツィヒ
ライプツィヒ時代のバッハは、立て続けに40曲のコラールカンタータ(※)を書きましたが、そのコラールカンタータ年鑑の冒頭を飾る記念碑的作品が、このカンタータ20番です。2部構成11曲と、カンタータとしては比較的規模が大きい構成となっています。また冒頭曲は、ゆったりとしたフランス風序曲で始まっており、バッハの新しい事へ挑戦する思いの象徴として、落ち着いた曲調の中にも大きな期待感を感じさせてくれます。
※既存のコラール(賛美歌)の旋律並びに歌詞を題材に、掘り下げ、散りばめ、全編にかけてコラールを『共通テーマ』として構成したカンタータ。