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J.S.バッハ 「ヨハネ受難曲BWV245」(第4稿)

Johann Sebastian Bach
“Johannes-Passion”BWV245 (FassungⅣ・1749)  
《ヨハネ受難曲BWV245》(第4稿・1749年版)

【編成】 独唱(ソプラノ、アルト、テノール、バス)、4声合唱
2フルート,2オーボエ(オーボエ・ダモーレ,オーボエ・ダ・カッチャ持ち替え)
2ヴァイオリン,ヴィオラ,ヴィオラ・ダ・ガンバ ,チェロ,コントラバス,
ファゴット,コントラファゴット,オルガン,チェンバロ

初演1724年4月7日 ライプツィヒ(聖ニコライ教会)

新約聖書「ヨハネによる福音書」(ヨハネ伝)の第18章,19章に書かれたイエス・キリストの受難の物語を題材とし(マタイ伝より第26章75節,第27章51~52節の挿入あり)、イエスの受難に対するキリスト者の省察を、自由詩のレチタティーヴォ,アリア,アリオーソ、そして要所でその場面に相応しいコラールを選択し、構成、作曲された受難曲。初演以降、数回、再演された形跡があります。現存する総譜やパート譜から、再演の際、改訂を行って演奏されたことが確認されています(1725年,1732年,1749年)。本公演ではバッハ最晩年の1749年4月5日に再演された第4稿を演奏致します。